Software as a Medical Device Products

医療用アプリ

Software as a Medical Deviceとは日本語では「医療機器プログラム」と呼ばれており、デジタル技術を活用して診断や治療をサポートするソフトウェアと、その記録媒体を含むものを指し、汎用コンピュータや携帯情報端末などにプログラムをインストールして使用するもののことを言います。頭文字を取ってSaMD(サムディー)と言われることが多いです。

OCBT(仮名)強迫症治療用アプリ

対象疾患:強迫症(強迫性障害)
目的:治療
ステータス:臨床研究中
強迫症(強迫性障害)の症状改善を目的とした治療用アプリ。

■強迫症(OCD)とは

強迫症はきわめて強い不安感や不快感(強迫観念)をもち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を主な症状とする精神疾患であり、よくある症状の例として「菌がついていないか。病気に感染するのではないか。」という不安感から、過剰に手洗いや除菌、入浴を行うというような行為を繰り返すことや、「泥棒に入られるかも。戸締りがしっかりできていないかも。」という考えなどから何度も窓やドアの鍵の確認を行ったりするなどの症状があります。
重症化すると汚れることへの恐怖や何時間にも及ぶ確認行為の負担感などから家から出れないくなるといった状態まで発展するケースがあり、経済的損失あるいはQOLの低下という面で最も障害度の大きい10大疾患の一つであるとされています。

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社交不安症治療用アプリ(名称未定)

対象疾患:社交不安症(社交不安障害)
目的:治療
ステータス:開発中
社交不安症(社交不安障害)の症状改善を目的とした治療用アプリ。

■社交不安症(SAD)とは

社交不安症は人に見られている場面や注目が集まる状況で何かをすることに強い不安や恐怖を感じる精神疾患であり、よくある例として、人前で喋ったり、字を書いたり、食事をしたりする場面で、「失敗したらどうしよう。恥をかくのではないか。」という不安感から緊張状態が高まり、赤面、動機、汗を大量にかく、声が震える、手が震えるなどの身体症状に現れます。
そのような不安な場面を避けようとすることで学校や仕事や生活上での支障が出やすく、悪化すると人に対する恐怖感から学校や職場に行けなくなり、不登校や引きこもりなどの原因になることもあります。
また、このような症状は性格の問題と思われ放置されるケースが多く、自分を責めることや自己肯定感の低下など抑うつ状態が高まり、うつ病へ発展することもあります。

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