TOP > オンラインカウンセリング > 働く人のための、無理のない回復。通院とカウンセリングを賢く併用するヒント

最終更新日:

働く人のための、無理のない回復。通院とカウンセリングを賢く併用するヒント

「お薬は飲んでいるけれど、ふとした瞬間の不安がなかなか消えない」 「診察の時間が短くて、日々の小さな悩みや葛藤を話しきれず、モヤモヤが残ってしまう…」――

仕事を続けながら、あるいは休職・復職を目指しながら通院している方から、こうした声をよく伺います。

精神科や心療内科がお薬で「症状を和らげる」場所であるなら、カウンセリングは対話を通じて「自分の心との付き合い方、守り方を見つける」場所です。

自分の心のメカニズムを理解し、ストレスに対してどうすれば少し楽になれるかを学んでいくこと。
それは、今の苦しさを和らげるだけでなく、これから先も自分らしく、穏やかな毎日を過ごしていくための、大切な一生ものの知恵になります。

💡 この記事のポイント

  • 医療とカウンセリングの併用:お薬で心身の土台を整え、カウンセリングで「日々の感じ方や行動のクセ」を少しずつ紐解くアプローチを解説。
  • 専門家と一緒に見つけるヒント:臨床心理士や公認心理師などの専門家と対話し、一人では気づけない「心の結び目」を解く大切さ。
  • アプリ「ロク」がそばにいる安心感:セッションのない時間も、AIロボットがあなたの感情を記録して寄り添う、emol独自のサポート体制。
  • 自分のペースで受けられる利点:通院の負担を減らし、最もリラックスできる自宅環境から、夜間や週末にも相談できるメリット。

【Q&A】通院中の方が抱く、オンラインカウンセリングへの疑問

Q1:心療内科に通院中ですが、カウンセリングを併用してもいいですか?

A:はい、emolでは精神科や心療内科などに通院中の方でも、主治医の同意書をご提出いただくことでオンラインカウンセリングを受けていただけます。
一般的に、医療(精神科・心療内科)は主に「症状の安定」を、心理(カウンセリング)は「考え方や日々の過ごし方」をサポートします。「自分の気持ちをもっと整理したい」「話をじっくり聴いてほしい」と感じたときに、カウンセリングはとても心強い選択肢になります。

Q2:他の悩み相談サービスとの違いは何ですか?

A:担当するカウンセラーの専門性が明確です。
emolのカウンセラーは、全員が臨床心理士や公認心理師といった、医療や福祉の現場で経験を積んだ専門家です。単なるお悩み相談ではなく、認知行動療法(CBT)などの科学的根拠に基づいた手法をベースに、あなたが今抱えている生きづらさをどう和らげていくかを一緒に考えていきます。

Q3:オンラインでも効果はありますか?

A:はい、一般的にオンラインカウンセリングでも対面でのカウンセリングと同程度の効果が期待できるといわれています。
2013年に実施された研究では、うつ病患者に対する認知行動療法ベースのオンラインカウンセリングと対面カウンセリングの効果に差はなく、オンラインの効果は3か月後まで持続したと報告されています。
また、自宅など落ち着いた場所で受けられるため、緊張がやわらぎやすく、率直な気持ちを伝えやすいというメリットもあります。

💡カウンセリングの内容について、詳しくはこちらの記事をご覧ください:emolのオンラインカウンセリング、どんなことをするの?

Q4:プライバシーは守れますか?

A:はい、カウンセラーとご利用者様以外に、相談内容や、オンラインカウンセリングのご利用について知られることはありません。
担当のカウンセラーと1対1ですので、周りを気にすることなくお話しいただけます。スムーズにカウンセリングを行うために基本的には顔を映すことお願いしておりますが、顔を映すことが苦手で話せなくなってしまうなど難しい場合には、音声のみでのカウンセリングも可能です。

emolだから提案できる、3つの自分を整えるアプローチ

1. 点ではなく線で支える伴走体制

カウンセリング以外の時間も、アプリのAIロボット「ロク」があなたの感情を記録します。emolのアプリを使って日常の些細な変化を記録しておくことで、カウンセリングでも「あの時、実はこんなことがあって」と具体的に話しやすくなり、よりあなたの生活に即したアドバイスを受けられます。

2. 自分に合った心のセルフケアを学ぶ

自分の考え方のクセに気づき、それを少しずつ調整していく認知行動療法(CBT)の手法は、自分を助けるための心強い武器になります。セッションで学んだ小さな工夫を日常生活で試してみる――この積み重ねが、無理のない範囲で、かつての自分らしい生活に戻っていくための力になります。

3. 無理のない夜間・週末の対応

お仕事や家庭の都合で自分の時間が持てない方のために、emolでは夜21時以降の枠や週末も充実させています。病院が閉まっている時間や、ふと不安が強くなる時間にこそ必要なケアをお届けします。



emolのオンラインカウンセリングの流れ

ステップ1:お申し込み・事前準備

emolカウンセリング公式LINEをお友達追加をし、予約フォームより希望の日時をご選択ください。事前に相談内容や今の体調を入力していただくことで、初回からスムーズに本題に入ることができます。

ステップ2:情報を整理する

最初の数回では、カウンセラー(臨床心理士/公認心理師など)と一緒に「今どんなことで悩んでいるか」「どんな場面でつらさを感じるか」を話し合います。「いつ・どこで・どんなときに」困りごとが起きやすいかを把握し、今後の治療方針の土台をつくります。

ステップ3:困りごとのパターンを見つける

整理した情報をもとに、困りごとがどのようなパターンで繰り返されているのかを明らかにしていき、「どこが変わるとラクになれそうか」を話し合います。

ステップ4:目標設定と具体的なトレーニング

「どうなりたいのか」という目標をカウンセラーと一緒に見つけ、どのような方法でその目標を目指していくか、カウンセラーが提案します。小さなステップに分けて達成感を積み重ねながら進めることで、変化を実感しやすくなります。


💡より詳しい進め方についてはこちら:認知行動療法カウンセリングの進め方:初回から順番にステップを解説

よくある質問(FAQ)

Q1:カウンセリングはどれくらいの頻度で受けるのが良いですか? 

A1:個人差はありますが、最初は1〜2週間に1回程度のペースで、ご自身の状態を定点観測することをおすすめしています。状態が安定してきたら、メンテナンスとして月に1回程度に移行される方も多くいらっしゃいます。

認知行動療法で推奨されているカウンセリング回数の目安については、こちらの記事をごらんください:📖認知行動療法カウンセリングの通い方って?


Q2:カウンセラーとの相性が心配です。

 A2:emolでは、プロフィールからカウンセラーの専門領域や雰囲気を確認して選ぶことができます。万が一「合わない」と感じた場合も、次回から変更することが可能ですのでご安心ください。


Q3:診断書の発行はできますか? 

A3:emolは医療機関ではないため、診断書の発行や投薬は行えません。症状の診断や処方については主治医の先生に、日常生活での工夫や考え方の整理についてはemolのカウンセラーに、と使い分けていただくのが最も効果的です。


まとめ:無理なく、あなたらしい日常へ

「元の生活を、自分らしく送れるようになりたい」という願いは、あなたが前を向こうとしている大切なエネルギーです。

お薬や通院で土台を整えながら、カウンセリングで「自分の心を守る工夫」を身につけていく。この歩みを続けることで、不安に振り回される時間は少しずつ減り、自分にとって心地よい毎日がきっと戻ってきます。

emolは、あなたが再び穏やかに歩き出すためのお手伝いをしたいと考えます。


emolのオンラインカウンセリング

emolのオンラインカウンセリングは、認知行動療法に特化してオンラインのカウンセリングを提供しています。臨床心理士・公認心理師のみが在籍し、認知行動カウンセリングの経験豊富な専門家が担当いたします。心のケアを始める第一歩として、ぜひ一度お試しください。

emolカウンセリングはこちら

参考文献一覧

  1. Wagner B, Horn AB, et al. (2014). Internet-based versus face-to-face cognitive-behavioral intervention for depression: A randomized controlled non-inferiority trial. Journal of Affective Disorders, 152–154, 113–121.
  2. Bisson JI, Ariti C, et al. (2022). Guided, internet-based, cognitive behavioural therapy for post-traumatic stress disorder: Pragmatic, multicentre, randomised controlled non-inferiority trial (RAPID). BMJ, 377, e069405.
  3. Aspvall K, Sampaio F, et al. (2021). Cost-effectiveness of Internet-Delivered vs In-Person Cognitive Behavioral Therapy for Children and Adolescents With Obsessive-Compulsive Disorder. JAMA Network Open, 4 (7), e2118516.

タグ一覧

#ADHD #多動症 #注意欠陥 #発達障害 #衝動性 ACT ADHD ASD CBT emol GAD OCD PTSD Q&A SAD あがり症 アプリ イメージワーク インタビュー うつ病 エクスポージャー オンラインカウンセリング カウンセラー カウンセリング コミットした行動 コミュニケーション コラム法 ストレス ストレスケア すべき思考 セルフケア セルフヘルプ トラウマ トレーニング パニック症 パニック発作 パニック障害 ホルモン マイナス思考 マインドフルネス マタニティブルー メタ認知訓練 メンタルヘルス モニタリング リラクゼーション レッテル貼り 不安 不注意 不眠症 予期不安 人見知り 仕事 価値の明確化 働く人 全般性不安症 公認心理師 再発予防 再発防止 加害強迫 加害恐怖 医療機関 双極性障害 双極症 反すう 受容 周産期うつ 問題解決療法 回避行動 多動症 子ども 学校 安全行動 家族サポート 対人恐怖症 対面カウンセリング 巻き込み 広場恐怖 強迫性障害 強迫症 心理士 心理尺度 心理師 心理的柔軟性 心療内科 心的外傷後ストレス障害 心配症 感情的決めつけ 抑うつ 拒食症 拡大解釈と過小評価 摂食障害 数字 時間管理トレーニング 暴飲暴食 曝露反応妨害法 曝露法 比較 気づき 気分障害 注意欠陥 洗浄強迫 演技強迫 潔癖症 産後うつ 疾患啓発 症状 発達障害 白黒思考 睡眠 睡眠改善 確認強迫 社交不安症 社交不安障害 精神科 精神科医 結論の飛躍 縁起強迫 職場 脱フュージョン 臨床心理士 自分への関連付け 自動思考 自己概念の柔軟性 自閉スペクトラム症 自閉症スペクトラム 落ち込み 薬物療法 行動実験 行動活性化 衝動性 規則的食事パターン 認知の歪み 認知再構成 認知処理療法 認知行動療法 資格 躁うつ病 過呼吸 過度の一般化 過食症 適応思考 適応障害 選択的注目